[ラノベ] 烙印の紋章



や、ひさしぶりにアタリのファンタジーを引いた感じ。

自国のオーバリー将軍に村を焼き討ちされ、そして剣奴に身を落とした少年がいた。
虎の面をつけられ、相手を倒し勝ち進む事だけが、自由の身につながる。
そんな彼の元に、貴族のフェムドが声をかけた。

 「皇子の身代わりをやらぬか」

断れば死。
しかし、手を出せば――オーバリー将軍に復讐の機会があるかもしれない。
そう思った彼は、剣に代って、知謀を武器に戦う事に決意したのであった。


こんな始まりなんですが、中身は中世を部隊にした見事な復讐ロマンです。
とはいっても、

 ・実は昔、宇宙船で移民してきた
 ・でも、文明が後退していた
  →なので、単位がキロであったり時間が「分」で語られてたりします。

という感じで。
ギミックとしては

 ・魔法が一応あるけれど、限定的
 ・戦争は竜に乗って闘ったり、飛行船みたいなのがある
 ・銃もあるけれど、剣でも闘う
  →三銃士の頃なイメージかな?

という感じ。

さて、この物語の魅力といったら、やっぱり主人公のオルバでしょう。
その胆力、知謀の冴えはすばらしい。

その脇を固める、闊達だが年相応に悩むビリーナ王女様やら、疑心暗鬼に駆られた皇帝グール・メフェウス、成り上がりを目指すオーバリー将軍など人物もなかなかに魅力的。


さっこんのパクリ疑惑ですとか、学園モノには過食気味なので、こういうハナシには救われる思いです。
個人的には、ラノベの戦争物といえば最近読んだのはウェブスタディアの双星ぐらいですが、中学生向けのアレよりずっとか地に足がついて、どろどろして、物語としておもしろいです。

でも、圧倒的に人気がでるかっちゅーと、微妙なんだよな(^-^;)
主人公オルバの戦い方が「地味」と評されるように、この物語もいささか地味なような気もしなくもないです。

展開はひねってあって、すばらしいんですが。

ともあれ、一度四巻で一部完了になりますので、そこまで手にして欲しい本でした。


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