[ラノベ] レンタルマギカ 白の魔法使い



今回はロンドンでの、アストラルVS協会VSオピオン。
協会相手に、いつきはアストラルがオピオンとの戦いに赴く、と交渉をしかけ、主導権を奪い取っていく。
大英博物館であの紅い種を使ってオピオンの過去をみようと儀式を行おうとした時、オピオンが釣れる。
さらに、協会もまた釣れる。
いつきは、その状況を狙って、驚くべき交渉を繰り出す。
すべては、自分の願いを叶えるために。かつての幸せな時間を再び取り戻すために――


いつきがほんとたくましくなっていて驚きです。
恐がり属性はまだついてますけれど、策謀で協会のダリウス相手に引っかき回すのは古い読者からすれば、すごいなあ、と。
そういう意味では、参謀役の羽猫がすごいのかもしれませんが。


さて、最後まで読んで思ったのは、

 オピオンの願い

ってのは、どうなのか、と思った所で。

魔術が一般的な世界になった所で、自尊心を満たされることはないのではないか。

彼らの自尊心は
 a.魔術はすばらしい
 b.自分たちだけが使える
という点から成り立っているのでしょうけれど、世界法則として、世界が魔術で満たされたとすれば、bが成り立たなくなってしまうわけですよ。

もっとも、威力だけ上がって、みんなが使える状態にならなければいいのでしょうけれど。
でも、威力が上がるのであれば、素人も使えるようになる可能性が高い。
という事はやっぱり、皆が使い始めるという気がしますね。

属人性はあるにせよ、再現が可能であるならば、それって、なんて科学?


そんな事を思ったりもしました。


いやいや、妄想をもっと続けると、実はレンタルマギカの世界はかつて魔術が満ちていた世界を、誰かが作り直して魔術が隠れてしまった世界になった――という可能性だって指摘されるわけですよ。


どういう風にこの物語を収めていくのかわかりませんけれど、結構骨のある作品になってきたなあ、と思います。


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