[ラノベ] 戦塵外史 五 戦士の法



本屋でジャケ買い。
まあ、私には値段の価値はあったが、人によっては受け付けないんじゃないかと思った。

話はごく一般的な貴種流譚劇に近いような。
「少女」が狙われていて、口入れ屋(と書くのは珍しい気がする)で傭兵の「大男」を雇い、旅をするというもの。
途中、トリックスター的に「行商人」が加わり、
「優男」と「黒装束」が追ってくる。
果たして、「少女」の運命は如何に?

という形なのだが。
まず、この本の特筆すべき所は、話自体が古書を解説した、という形式をとっているため、
 ・解説者による序文
 ・本文
 ・注釈
 ・解説
がはいっている。

いくら古典を見て色々考えたからいっても、これは(^-^;)
でも、うまくあってるので許す。

話自体は、先に書いたように好くある話で、
けれど、うまくキャラが立っている。
しかし、これは巧い小説であって、どうにもこうにも人気が出る気がしないのだが。
まあ、「少女」の方は十歳とかで剣術使える、という所でツボを押さえているんだけれど、
「大男」はなあ・・・寡黙すぎるんだよな。
その辺がいい所なんですが。
(でもよく考えると、昔やんちゃ→現在、いい男とかちゃんとツボは押さえてあるんだけれど)

うーん、なんでしょうかね。
ちゃらくないから、という所ですかね。
世界観がなんというか、重厚なんですよね。
戦っている所の描写なんかが、土臭い感じが非常にするんですよ。
そういう意味でラノベらしくない感じ。

どちらかと言うと、守人シリーズのような感覚を受けました。


そういう意味で、ラノベで美少女ばかり出てくるいつもの設定に飽き飽きしている人向け。
ふつーの小説に非常に近いです、ハイ。



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