[漫画] 乙嫁語り 2巻



やはり森薫は現代では希有な漫画家である事を再認識した第二巻。


第六話  パン焼き竈
第七話  争い(前編)
第八話  争い(後編)
第九話  嫁心
第十話  布支度
第十一話 出発


物語の方は、相変わらず、細かい生活ネタを披露しながら、アミルの実家が彼女を奪い返しに来るのにどう立ち向かうのかが描かれます。

十二歳のカルルク、小さいながら、がんばりますね。
アミルは素直ですなあ。というか、カワエエ・・・
今回から登場のパン焼き得意、刺繍が苦手のパリヤさんはいい味だしております。こういう所で付け焼きではない個性があるのが森薫クオリティ。

特に、布支度の話は今の日本では見られなくなった話ですねえ。
母さんが夜なべをして♪という世界でもあります。
そういう風にして、生活の中で織って刺繍して、作っていった布が、服に替わるわけです。
たしかに、大量消費の世界になる前だと、こういう技能があると嫁として重宝されるわけですなあ。
そういう所を書き込んでいける作家というのはほんと貴重かと。

スミスさんは、なんというか、間が抜けてますが、次の巻は彼が主役なのかな。


少し離れて、画の方。
驚いたのは森薫は進化をつづけてるって事です。
一巻でアミルがウサギを追うシーンがありましたが、今回はアミル実家VSカルルク一族の戦い。
とはいっても、一〇騎と街ですからな。
その夜の戦いがすごい。
干しレンガを一斉に投げる所は、下手な少年漫画を越える迫力。

そして、集団でボコるひどさまでちゃんと描いております。
そういう容赦なさがよいです。


次の巻はクリミア戦争関連の事が絡んでくるんですかねえ。


個人的にはこの人にはアシさんをもっとつけて、もっとペースを上げて欲しいもんです。
さて、プロの犯行をちと見ておきますかね。


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