[架空戦記] 皇国の堕天使



女子高生、山本五十六がおもしろかったので、著者買い。
正直な所、これは普通の架空戦記モノで、山本五十六的なおもしろさを期待すると、外れるので注意。

若干、歴史がわかりにくいので整理するとこんな感じ。

 ・女性士官がいる
 ・山本五十六はGF長官から外されてる。
  代わりに、主人公のオヤジがGF長官
 ・1944/12、敗戦→GHQによる占領
 ・ドイツがイギリスに勝った
 ・なので、アメリカは日本の再軍備を急がした(トルーマン)
 ・日本+アメリカVSドイツ+イギリス

ぶっちゃけ、

 この世界の日本はあまり楽しそうではないです

という所が気になる。
まあ、終戦直後なんざ、現実でも全然たのしくない日々だったのはわかりますが、それに輪をかけてツマラン感じのする描写ですな。

「ハードボイルド戦記」とあるように、そういう感じがぷんぷん。
個人的に、ああーなるほど、と思ったのは

 ・山本、米内が政治家になっていて、アホの描写
 ・マッカーサーもアホな描写
 ・主人公の財閥一家をアゲるために、他が割をくってる印象

まあ、ハードボイルド戦記なので、女子高生山本五十六的なおもしろさを期待していて買うと、やっぱりちとなあ・・・と思うわけですよ。
よく考えれば、同じネタを同じ時代で使うわけにはいかんので。。。

これはこれでおもしろいんですけれどね。
架空戦記好きにはいいかもしれません。
ただ、ハードボイルド的なので、若干どうしても陰湿さというものが湿った空気のようにまとわりついていて、スカっとしませんが。。
それに第一巻なので、まだ死に様の美学ってのは全然ないというか、重みがないというか。
そういう所なので、まだこの小説に魅力というものが発揮されてないんじゃないかと。。。


そういう感じです。

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