[本] 「昭和」を点検する



5つのキーワード、「世界の大勢」「この際だから」「ウチはウチ」「それはおまえの仕事だろう」「しかたなかった」を軸に、昭和の前半について半藤一利と保阪正康が対談した内容。

この二人の対談は文藝春秋でさんざん見ているので私にとっては正直な所、半藤氏が言うように「出がらしのお茶」であった。
この本を読んで、いくつか二点ほど書いておきたい。

 ・今まで昭和を点検できていないのは、二人が言うように日本軍が資料を焼いてしまった事も
  一つだが、私はGHQによるWGIの影響が非常に大きいと思っている。
  いずれにせよ、
   戦勝国のプロパガンダの影響がつよく、
   関係者がヘタに存命中で、
   他の国もすべての資料を出していない、
  状況では残念ながら総点検とはいかないでしょう。

 ・統帥権の始まりが、西南戦争にあった事は初耳。
  この辺はWikipediaにも書いてないので、若干引用する。

これは山縣有朋の考えによるものですが、なぜこんな事を考えたかといえば明治十年の西南戦争に原因がある。この戦争で鎮台兵すなわち日本で初めての徴兵による軍隊が、薩摩の西郷軍の武士たちと戦った。薩摩の武士団というのは戊辰戦争を経ていますから、当時、日本最強の軍隊だった。それを相手に素人を兵隊さんに仕立てた政府軍が相対したわけです。この時のそう参謀長が山縣だった。
西南戦争では、軍隊を動かすときいちいち政府の許可が必要だった。このために手遅れといいますか、齟齬がほうぼうに出まして、これじゃ戦争できないという事を山縣は痛感したんですね。


ざっと見ましたが、今の所立ち読み程度のものです。
密度をこの倍にして、昭和史の頭から二人で対談してくれるのなら、即買いますがこの程度では。。。

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