[本] 聖剣の刀鍛冶2



今回は中編が2本収録されています。
最初は、魔剣アリアと刀鍛冶ルークを狙うべく現れた帝国の皇女、シャルロット編「皇女」。
続くは、ルークの過去と世界が明らかになる「刀鍛冶」。

しっかし、この小説の特徴は後書きに書かれているように

"熱血”というよりはすでに”覚悟完了”という感じですよね。

でしょう。

二巻目ではセシリーの覚悟完了っぷりが、非常にすがすがしい。
シャルロットのために魔剣を奪おうとしたドリスたちがセシリーに「何も出来ない貴様がほざくな」と言われた時の返しがすごい。

「無力さ。相も変わらず」
無力、
だが。
「――――それがどうした?」

こういう人間を敵に回してはいけませんよ>シャルロット様
でも、三巻ではまたセシリーがどん底に落とされる事を希望します、ハイ。

一方のルーク編では彼のヘタレぶりが明らかに。
まあ、人には弱点と闇があるわけで、そこでは誰しもヘタレになるわけです。
だが、彼のヘタレっぷりは変態と言われても仕方あるまい。
悪魔に恋人の名前をつけますか。いくら姿形が似ていると言っても。
まー、本人も「どうかしてた」というからにはどうかしてたんでしょうなあ。
こういうのは好きです。

読んでいて思うのは、おもしろいんだけれど、もう一つ足りないなあという点ですかね。
それが何かわからなくて、わかれば私も小説で一つあててるんですけれど、なんでしょうかね。
ラノベにしてはギャグが足りないような気がするけれど、それはさておき、なんだかすごくシステマティックなのと、若干読者置いてけぼり感がする所なんでしょうかね。
後、真相?がばらされるのが早過ぎやしませんか、という事。
このペースだと、六巻ぐらいで終了しちゃいませんか。

それはそれで、密度を濃くしていただければいいんですけれど。
次もお待ちしております。

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